整骨院・整体院・マッサージ店・・・たくさん店舗ってありますよね。
おうちの近くにもこの3つを合わせると
数店舗〜数十店舗あるのではないでしょうか?
そんな中で、今回は当院の考える良い先生を見つけるおすすめの方法を
お伝えできればと思います。
1、柔軟性
まず最初に、柔軟性の有無です。
表現が少し難しくなるかもしれませんが、
単純にその都度、利用者さんの状態にどれだけ真摯に向き合ってくれるか?
というとこではないしょうか。
例えば、今日は肩が痛い。最初は肩が痛かった。
でも、今日は腰が痛い。だんだんと腰が痛くなってきた。
通う中でもこのような経験はないでしょうか?
そんな時に、柔軟性のある先生だと、
状況に応じて腰を診る。肩との関連性を探る。全体像で診る。
きっと様々な視点から診て考えてくれるのではないでしょうか?
また、その状態に対し、腰を触るならその理由。触らないならその理由。
ちゃんとはっきりとわかりやすく伝えてくれると思います。
『聞いて、診て、対応してくれるはずです』
ですが、柔軟性が少ない先生だと、話は聞いたけどそのまま、そもそも話を聞いていない、触らない、対応する施術もいまいち。こんな具合ではないでしょうか。
『聞いていない、診ない、対応しないはずです』
そんなことあるの?なんて思われるかもしれませんが、
実際に当院へ利用される方々から
当院へ『転院された理由、メンテナンスに通い続ける理由』で
よくお聞きする内容です。
良く聞く内容ですので、聞いてくれない、診てくれない、対応してくれない。を
柔軟性という言葉でまとめさせてもらいました。
2、固定概念
当院では、結果を元に後から理論を考えるという施術方針が根本にあります。
もちろん、結果を出すために仮説を少なくとも3パターンは用意して施術を行います。
なぜ、固定概念という言葉が出てくるかというと、
施術方針を立てる際に固定概念にとらわれて、決めつけてしまうと、
極端に施術の方向性が狭まってしまいます。
つまり、他の可能性を考えることができなくなってしまいます。
例えば、腰痛・・・・。あんまり詳しく説明すると長くなるので割愛しますが、
腰痛に困るAさん、Bさん、Cさんがいたときに、
その原因が一緒のこともあれば違うこともあるのです。
むしろ、大半は後者の『違う』ことが多いです。
風邪などで、咳、鼻水などのようにある程度
限定的でそれに対する対処が確立されている場合であれば、
そのようなこともないのでしょうが、
筋肉や関節、姿勢・骨盤・ライフサイクル・・・・
なんてものが絡む腰痛には対処法が確立されているわけではないんです。
つまり、腰痛はこうすれば解決する!なんていう固定概念に囚われると、
解決しなかった時に、何も変わらないという状態に陥ってしまいます。
聞いてくれる。診てくれる。対応してくれる先生であっても、
そもそもの固定概念に囚われている先生であっては、
解決には至らないということになります。
状態が千差万別のように、原因や理由も千差万別です。
腰痛を例にしましたが、肩こりや神経痛、変形症なんていうのも一緒です。
良い先生をみつける。という点ではこの考え方も重要なポイントだと考えます。
結果を受け止め、向き合ってくれるか。
当たり前のことなんですが、仮説を元に・・理論を元に施術を行なった後は、
必ず良くも悪くも結果がついてきます。
〇〇筋を緩めた、姿勢を整えた、骨盤を揃えた。・・・
肝心なのは、結果がどうなのかということです。
例えば、病院は手術をしたから大丈夫。
あとはリハビリや自分でなんとかしなさい。このような状態が基本だと思います。
何回通っても、手術してるから。問題のあるところは解決しているから。と
一点張りだよ。というお話を良く聞くことがあります。
整体や整骨院でも、
骨盤は揃ったけど、姿勢は整ったけど、筋肉を緩めてもらったんだけど・・
『痛いんだよね。』『よくなったよ。』・・・と。
良くなった場合は、再発しないセルフケアを行なっていけば良いのですが、
『痛い』に関してはそれではダメですよね。
ですが、院側の施術による引き出しが少なかったり、
結果を受け止めない、向き合わない対応だと、
揃ってるからとか、そのうち落ち着くだろうからとか、なんででしょうね?
なんて曖昧な対応になってしまいます。
良い先生を見つける。と言うところに焦点を合わせるのであれば、
良くも悪くも結果を受け止め、それに向き合ってくれる先生がいいのではないかと思います。
まとめ
『柔軟性・固定概念・結果を受け止め向き合ってくれる』の3項目を
良い先生の定義としてお伝えしましたが、
施術の引き出しがどのくらいあるか、
求めていることを適切に提供してもらっているかなど他にも加えたいポイントは
たくさんありますが、膨大な量となってしまうので、
今回は3項目に限定して説明させていただきました。
またの機会で紹介できていないことをお伝えさせていただければと思います。