変形性股関節症・股関節痛にお悩みの60代女性
職業:主婦
症状:①歩行時痛「歩くと痛い」
②車の乗り降りの際の一歩目の痛み
③屈伸動作など、しゃがむ動作が痛くてできない
④階段の登り降りの際に体重を乗せられない。
⑤てすりに捕まらないと階段を登れない。
⑥歩く時間が長くなると足を引きずるようになる。
⑦朝起きた時に、体重をすぐに乗せられない。
⑧ズボンや下着、靴下を履くとに足を自分で持ち上げることができない。
検査:骨盤・姿勢・胸椎運動の確認・腸腰筋短縮テスト・可動域検査
通院歴:整形外科1件 整骨院2件
来院動機:以前通院した整骨院では、治らない前提でとりあえず電気を流すような施術で全体的なマッサージをされるばかりであまり改善の兆しがなく、このままではどんどん悪くなっていくのではないのかという不安感から、インターネットで検索したさいに当院が見つかり、口コミを見て来院。
お悩み・不安ごと:このままどんどん酷くなり、歩けなくなるのではないのかという不安。
手術を避けるために制限した生活を送らないのかという不安。
日によって違いはあるが、ひどい日には動くことがおっくうになり日常生活で当たり前にできないことが多いことに対する不安とストレス。
初回施術「症状と状態の関連性を見極めるための施術」
可動域検査:股関節屈曲・伸展・外転・外旋動作制限・動作時痛
腰椎後屈動作・前屈動作・回旋動作での動作時痛
腰椎3・4・5番での圧痛
骨盤→左短下肢 左巻き肩
股関節動作での動作時痛が強く見られ、仰向けで足を伸ばす動作をする際には腹部の緊張が強くなりスムーズに股関節を伸ばすことができない。
また股関節動作を行う際には、腰部や骨盤を主体的に動かすため腹部〜腰部周囲の緊張が目立つ。足を引きずる影響で、骨盤の左右差が大きくやや側湾傾向が見られる。
骨盤位置・左肩による荷重負荷が強くなることが痛みを助長していることを考慮し、股関節が変形している場合は変形した骨そのものをどうにかすることはできないが、荷重負荷を強くしてしまうことによる痛みや周辺神経を筋肉が緊張することが原因で症状を引き起こしているものに関しては改善の余地がある事・股関節にかかる荷重負荷を軽減し股関節の可動性を広げる事で緩和の可能性がある事をお伝えし施術スタート
腸腰筋→股関節屈曲・伸展・外旋動作での動作時痛 緩和 腰椎動作での動作時痛軽減
腹部・胸部→股関節屈曲・伸展・外旋動作での動作時痛 緩和 腰椎回旋動作での動作時痛消失
大腿部→股関節・屈曲・伸展・外転・外旋動作での動作時痛 緩和 腰椎動作での動作時痛軽減
臀部→股関節外転・屈曲動作での動作時痛 緩和 腰椎動作での動作時痛軽減
Y靭帯→股関節屈曲動作での動作時痛 緩和
大胸筋・小胸筋→腰椎前屈動作での動作時痛軽減
肩甲骨アプローチ→腰椎動作での動作時痛 軽減
事前に説明したように骨盤による影響が強く、骨盤・姿勢で調整を行うと荷重をかけやすくなり、また痛みの感じ方に変化が出た模様。
実際に座ることが多く、股関節が屈曲『曲がった状態』で日常を過ごされていることが多く股関節周囲の動きが硬くなっていること、大腿神経・閉鎖神経の締め付けが見られ周囲刺激を入れる事で股関節の可動域に変化があり、施術を行なった総評として現在の痛みを感じる理由と一つとして変形性股関節症。その他の理由として股関節に加わる負荷と神経圧迫による症状が混同しているので当院では、大腿骨に対する何かではなく、股関節に加わる過負荷の調整と神経に対する刺激をおこなっていくことで説明し、初回施術終了
通院指導:初回施術による反応、姿勢・骨盤の戻りの確認を行うため3日以内の通院指導
2回目施術「2日後」
骨盤→軽度短下肢・左軽度巻き
初回施術後の変化を伺った所、ご自身の中でかなり変化があった模様。
気だるはなかったものの、施術後〜就寝までは体重を乗せることができたが、起床時からは痛みを感じだしたとのこと。
痛みの変化があるものの、一度の施術で出来ることに限りがあること、瞬間的な変化が見られても現状では持続させるには相応の期間が必要なことをお伝えし変化や痛みの体感を施術方針の基準とし、状態と身体を照らし合わせて施術をおこなっていくことを説明。
施術箇所:骨盤の調整・肩の調整・大腿部・臀部・腹部周囲の施術
施術後に動作確認や荷重確認を行うと、施術後の反応は良好。
また、神経に対する施術を行うと荷重時の痛みに変化がある。
施術方針①骨盤〜下肢を中心に行い股関節の可動域を出す施術。
②骨盤〜腹部周囲を中心に大腿神経・閉鎖神経に刺激を入れる施術
③骨盤〜胸郭「肋間神経」肩甲骨に対するアプローチを入れる施術
通院指導:施術の方向性を決め、一つ一つの問題に対する施術を行いその結果によって施術の内容を変えていく方針。
現在は可動域が狭いため、可動域が広がるにつれセルフケアのストレッチや運動を指導しながら
足りない部分やできない部分をEMSを使用し筋肉の活動量を上げていく方向で提案。
通院頻度については1ヶ月程度は①・②・③施術を入れていくために3回で指導。
12回目施術「1ヶ月強」
徐々にストレッチなどセルフケアの幅が広がり、自力でのスクワット、荷重時の痛みが軽減。
歩行の際の足の引きずりが軽減。
起床時などの痛みが出る頻度も軽減。股関節そのものの可動域が広がり、衣類の脱着等も問題なく行えるようになってきた。
施術箇所:②
施術後はだいぶ足をあげたり開いたりする際の角度が上がり、動きがよりスムーズになる。
片足立ちが少しずつできるようになってきた段階。
通院指導:徐々にできることが広がったことで、さまざまな動作にチャレンジしてもらいながら、ご自身でできる範囲とできない範囲を明確にし、できない範囲を当院でサポートしながらセルフケアの質を上げていく方針、またEMSを利用することでよりスピーディーに症状変化が見られるので引き続き利用していくことで合意。
24回目「3ヶ月弱」
ほとんどの動作での痛みを感じることが少なくなり、普通に歩行ができ、小走りができるようになった模様。股関節の可動域も広がり側湾気味だった腰部骨盤状態も安定。
1万歩程度歩いた日には違和感があるようだが、ある程度ストレッチをすると消失。
ご自身は、ここまで動きや痛みに変化があると思っていなかったようで、今後への不安も少なくなりとても喜んでもらえている。
また、股関節の問題が少しずつ落ち着いてくると、腰部への違和感を感じるようになってきているため、股関節を中心に考えながら、徐々に細部の不調を調整中。
施術箇所:③
通院指導:股関節のメンテナンスを中心に、セルフケアのバリエーションを増やし、苦手なストレッチや運動は当院で管理する方向で合意。
引き続きEMSを継続し筋力強化を図り、股関節にとっても腰部にとっても負担の少ない環境づくりを提案。
患者さんの声
「改善に向けての施術方法をきっちり説明してくださるので納得感があります。」
Q.しもいとうづ整骨院に来院される前はどんなお悩みをお持ちでしたか?
A.しゃがんで立ち上がる時や足の上げ下ろしなどで股関節に痛みがあり、又、歩く時は股関節が正常に動いていないような違和感と長時間の歩行で痛みが酷くなっていました。
Q.その辛いお悩みに対して、今までどういったことをされてきましたか?
A.整形外科を受診し、変形性股関節症の診断を受けました。直ぐに手術の必要はないけれども、進行すれば人工関節手術の方法があり、術後は普通の生活ができるという簡単な説明を受けました。生活面で気を付けることや、自分でできるストレッチなどの話が何もなかったので、無理をせずに生活するしかないと思っていました。
Q.当院のカウンセリング、施術、説明はいかがでしたか?
A.当院を受診し、症状をチェックして納得のいく丁寧な説明をしていただき、今まで気落ちの中でモヤモヤしていたのが晴れたような気がしました。身体の状態にあった施術をしていただき、又、不安な点があればその時々で説明をうけ安心して施術を受けることができました。
Q.他の治療院と比べてどこか違うところはありましたか?
A.長年通院していました整骨院では、変形性股関節症は治らないと伝えられていましたので、電気治療などで効果はありませんでした。当院では回復するということを前提に治療の方向性や施術の方法を説明していただけるのでありがたかったです。
Q.同じような症状でお悩みの方に向けてメッセージをお願いします。
A.変形性股関節症という診断を受けて以来、こらから先、気をつけながら制限された生活を送り続けるしかないのかと落ち込んでいましたが、今では徐々に股関節の痛みも和らぎ体の動きも良くなっているのが実感できるようになりました。又、以前のようにウォーキングや旅行にも行けそうな気がします。気持ちが前向きになりました。