首が回らない!!首を動かせない!!動かすと痛い
この記事を読まれている方は、このような状態で悩まれているのではないしょうか?
首を動かすと痛い、首が動かない、手や腕を動かすと首に痛みがある、
このような症状を引き起こす原因や病気、当院でおすすめする対処法、当院での施術方法を
ご紹介させていただきます。
首が回らない時に考えられる原因
寝違えを起こした。
目が覚めた時に、首の後ろから肩・肩甲骨にかけて強い痛みが出ます。
首を動かす時に強い痛みを感じ、痛みで首を動かせないようなこともあり
ひどい症状の場合、痺れなどが出てしまうこともあります。
同じ姿勢を長時間続けたことによる背骨の歪みやねじれ
長時間のデスクワーク、スマホ操作、読書、編み物などで同じ姿勢を取り続けていると
背中の筋肉が凝り固まってしまいます。
背骨の動きには前後(屈曲・伸展)左右(回旋)の動きがありますが、
背中の筋肉が凝り固まることで背骨の動きが悪くなります。
背骨の動きが悪くなることで、神経を圧迫したり動かす際に痛みを伴います。
背骨に沿った場所が痛い場合、肩甲骨周囲に痛みが出ることが多いです。
交通事故やスポーツ、趣味などで首を痛めた『ケガ』
首に急激な負荷がかかり首を痛めた状態となります。
『ムチウチ』が連想しやすい言葉かもしれません。
首の捻り方や衝撃の程度によっては神経を損傷していることもあり、
受傷後より頭痛・めまいなどの神経症状が現れることもあります。
慢性的に首に凝りがあり、神経に問題が生じた
スマホ首や巻き型、猫背、ストレートネックなどの方が日々の負担の蓄積により
首周囲の筋肉が硬くなり続けると、神経を圧迫してしまいます。
※神経は骨と骨の間、骨と筋肉の間、筋肉と筋肉の間をとおり、
筋肉が硬くなることでその隙間が狭くなり、神経を圧迫した状態となります。
この神経症状で首が回らなくなったり、痺れが強く出てきたりします。
四十肩や五十肩による影響
四十肩・五十肩になると『肩を動かす頻度が極端に下がってしまいます。』
また、代償動作と言って、肩本来の動きではなく、
痛みを避けるような動かし方を続けることで肩甲骨を動かす機会が減り
首の周りの筋肉に負担がかかり、首が回らなくなってしまいます。
自律神経による問題
自律神経に問題が生じると肩こりを誘発してしまいます。
また、交感神経が過剰に優位になると、副交感神経の働きが低下し、
首や肩周りの筋肉が緊張し、首の可動域制限がであtり、首の痛みの原因となります。
首が回らない時に考えられる病気
頸椎症
首の骨の関節や椎間板、筋肉などに負担が蓄積して痛みや鍼などの症状が現れる病気です。
加齢や不良姿勢が主な原因で40歳代以降に発症することが多いです。
神経根症と脊髄症の二種類に分けられ、
神経根症の場合 神経の根本が圧迫されることで、首周りの痛みや片腕〜手にかけて
しびれや痛み、筋力低下などの症状が現れます。
脊髄症の場合 脊髄が圧迫されることで神経根症状に加えて両手の痺れや、
両側のしびれ、運動障害・歩行障害・排尿障害などの症状が現れます。
頸椎ヘルニア
首の骨と骨の間にある椎間板(クッションのようなもの)に繰り返しの負担や衝撃が
加わることで中身が飛び出してしまい、結果神経や脊髄を圧迫することで痛み・しびれ
などの症状を引き起こす症状です。
頸椎症状 首・背中・肩甲骨にかけての痛み、凝りなどの張り感、手足の痺れがみられます。
神経根症状 片側の肩甲骨から背中にかけての痛み、手足の痺れ感がみられます。
脊髄症状 手指全体の感覚障害や手のひら全体に痺れ感がみられます。
胸郭出口症候群
首と胸の間には、神経と血管が走行するトンネル(通路)があります。
このトンネルが筋肉や骨の問題により狭くなり神経や血管が圧迫された時におきる症状です。
主な圧迫箇所は、斜角筋(首の横にある筋肉)の間、肋骨と鎖骨の間、小胸筋の間の
の3つです。
神経や血管が圧迫されると、肩から指先にかけて痛みや痺れ、だるさ、握力低下などの症状
が現れます。
後縦靱帯骨化症
背骨の中を縦に走る後縦靱帯が骨化して脊髄や神経根を圧迫して神経症状を起こり、
首筋や肩甲骨周囲の痛み、指先にかけてのだるさや痺れが生じ、
次第に症状がひどくなると麻痺、排尿障害、排便障害などがおこる疾患です。
50歳前後での発症が多く、男女比で男性に多くみられる疾患でもあります。
痛みの対処法
首の周りには重要な神経や血管がとおるため、
まずは安心のためにも専門家に相談することをおすすめします。
対処法1 首や肩周りの筋肉を温める
筋肉が緊張し、硬くなることで首が回らない状態になっているのであれば、
一番簡単に実践できる方法です!
仕事や日常が忙しく、日常的にシャワーて済ますことが多い方はぜひ実践してみてください!
深部から温まるように、38度くらいのぬるめのお湯に15分程度しっかりと浸かりましょう。
深部体温も上がり、筋肉の緊張と同時に神経の興奮も和らぎます!
対処法2 ストレッチを行う
痺れや痛みを強く伴うような症状は慎重にストレッチを行なってください!
また、首周りのストレッチがうまくできない時には、肩や腕周りの筋肉をストレッチすること をおすすめします!
ストレッチ方法については別の記事で参照させていただきます!
しもいとうづ整骨院で行う施術
筋肉・神経に対するアプローチ
首を主に左右に動かす筋肉は胸鎖乳突筋と呼ばれる筋肉です。
この筋肉は首の中で最大の筋肉でこの筋肉が硬くなると首に痛みを感じたり、
首をうまく動かせなくなってしまいます。
片側で硬さが強い場合などには、首を傾げたような状態になってしまいます。
胸鎖乳突筋の裏には斜角筋と呼ばれる筋肉があり、その隙間を腕の方に向かう神経が通りま す。
この通り道が狭くなることで、腕や指先への痺れ、肩甲骨周囲の違和感・痛みなどの症状が
引き起こされる場合もあります。
首周りには重要な神経・血管が走行するので刺激を入れる際には注意が必要で
当院では刺激を入れる際には細心の注意を払って施術を行います。
関連性のある場所へのアプローチ
デスクワーク・運転・スマホ操作など長時間同姿勢でいることが多い方などには、
巻き肩、背骨、肩甲骨の位置関係なども重要となるため、
首周りと合わせて調整する施術を行います!
また、歯軋りや噛み締める癖がある、顎関節症などの症状がある場合には、
咬筋が硬くなり、咬筋が硬くなることで首に可動域制限が生じたり、
凝りにつながっていることもあります。
首や肩、肩甲骨周囲への刺激を入れることで変化が見られない場合、
このような筋肉が関係している可能性があります!
当院では、首周りの施術はもちろんのこと、局所だけを緩める施術方針ではなく、
関連性をたどりながら施術を行うので、病院や整体・整骨院であまり改善がみられなかった
ような症状もお任せください!
原因を探りながらしっかりとサポートさせていただきます!