EMSトレーニングの効果
EMSトレーニングとは、電気刺激を使用し筋肉を収縮させることで、
代謝アップや筋力トレーニングを行う機械のことです。
このような方におすすめできる機械です!
・強い負荷や関節負担が少ないので痛みで運動ができない人
・普段から運動習慣があまりない人
・運動が苦手て体力に自信がない人にも適しています。
・サボり癖があり運動が続かない人
・使えていない筋繊維を再教育したい人
・代謝をあげ、ダイエット効果を高めたい人
EMSとは?
『Electrical Muscle Stimulation』の略称で、電気で筋肉を収縮させ刺激を与える方法です。
皮膚につけた専用トレーニング機器から
直接的な電気刺激で筋肉を無意識下で運動させることができます。
通常筋肉が作用する際には、
脳からの電気信号を元に体を動かしています。
ここには『本人が動かそうとする意思』が存在します。
その場合、ある程度運動をすると『疲労というストレス』を感じ、
『意思』は『疲れたからやめる』という選択を行おうとします。
ですが、EMSの特性上『筋肉を動かす意思』はなくとも勝手に筋肉が動いてくれます。
つまり、装着すれば設定した時間まで、自由に強度を変えながら
サボり癖がある方や運動ストレスで運動が苦手な方でも筋肉運動を自動で行う事ができます。
また、意識的に動かせない筋繊維まで運動させることができます。
通常使われていない筋繊維に刺激が加わるということは、
脳がその筋肉を動かすことができると再認識し、
結果として更なる筋力アップすることにもつながります。
また、医療分野でも使われており、
スポーツ選手のリハビリテーションやトレーニングにも活用されてきました。
その理由として、自分の意識だけでは動かせない筋繊維までEMSが刺激を促してくれるので、
『非常に運動量が多くなること』とEMSでは『運動強度を高めずに筋肉を鍛える事ができる』からです。
EMSトレーニングによって得られる効果
1、姿勢を正しくキープしやすくなる
インナーマッスル(深部の筋肉)にもアプローチできるため、正しい姿勢の維持がしやすくなる。インナーマッスルが鍛えられると体感が安定しやすくなるので、背骨や骨盤の歪みの防止。正しく筋肉が機能することで背骨や骨盤を正しい方向に誘導することができます。
2、代謝をアップしやすくなる
EMSトレーニングは積極的に速筋繊維に働きかけます。
速筋は体内にあるグリコーゲン『糖質』を積極的に使うので、
貯蔵エネルギーの『脂肪を燃焼しやすい体状態に移行させやすくなる』ためです。
筋肉を収縮させ基礎代謝を上げることで、代謝が上がりやすくなる。
※脂肪が直接燃焼されるわけではありません。
筋収縮を行うことで、基礎代謝を上げ、ダイエットの手助けになるという意味合いです。
3、運動不足の解消になる
EMSは筋運動を促し、運動不足の解消に役立ちます。
EMSトレーニングは短時間で実際に運動を行った時と同じような運動効果が期待できるため、
運動する時間がない人や運動が得意でない人にも適しています。
膝や股関節の痛みなどで運動が難しい場合やご年配の方にもEMSトレーニングがおすすめです。
体への負担や痛みが少なく代謝をアップする効果が期待できます。
EMSトレーニングが向いている人
EMSトレーニングは、特に以下のような人に向いています
・姿勢が悪い人
・運動が苦手な人
・体力に自信のない人
・時間に余裕がない人
・定期的な運動が難しい人
EMSトレーニングは、筋肉に電気刺激を直接与える方法なので、
トレーニング中に体を動かす必要はありません。
そのため、腰に痛みが有る人でも無理なく筋肉を鍛える事ができ、
運動による怪我のリスクがありません。
通常トレーニングでの筋力強化を図る場合、
扱う重量を上げるなどの『強度をあげる』必要があります。
ですが、電気刺激による無意識刺激の場合、
筋繊維が発達するにつれてEMSの刺激を感じやすくなります。
そうすると、必然的に同じレベルでの電気刺激がキツくなってきます。
慣れるにつれて『出力(強度)が下がる』傾向が高いので、
通常のトレーニングや運動に比べると
筋力強化を図る過程での運動時の怪我のリスクが少なくなります。
こういった理由から、高齢者やリハビリで用いられる事が多いのです。
EMSトレーニングをする際の注意点
・筋肉痛やだるさを感じる場合がある
EMSトレーニングを過度に使用すると筋肉痛を引き起こすことがあるため注意が必要です。
また、トレーニングを始めた初期には筋肉痛が生じることもあったり、
EMSを使用すると筋肉がしっかりと働くため、
汗をかいたり軽い疲労感があったりすることもあります。
自分で使用する際には、筋損傷を防ぐために使用方法を正しく確認し、
間違った使い方をしないようにしましょう。
・やけどやみずぶくれにつながる可能性がある。
EMSの出力を誤ると、やけどや水脹れを引き起こすリスクがあります。
そのため、自分でEMSを使用する際には、しっかりと説明書を確認し、
正しい方法でおこなうことが重要です。
・自発運動も組み合わせる必要がある
EMSは外部からの電気刺激により筋肉を収縮させるので、
自身の運動機能を働かせる必要なく鍛える事ができる。
言い方を変えれば、自分の意思とは反した動きになるため、
体の機能性を維持しながら鍛える事が難しいです。
そのため、自発運動を組み合わせた運動を組み合わせる必要がございます。
しもいとうづ整骨院では、状態に適したサポートを行なっているのでご安心ください。
・持病をお持ちの場合、EMSを使えない場合もございます。
・過去に心筋梗塞や脳血管障害を発生した事がある方
・悪性腫瘍の方
・妊娠しているかた、またはその可能性がある方
・感覚障害がある方
・意思を伝える事ができない方
・皮膚疾患がある方でその部位への装着
・紫斑病など出血傾向のある方
・ペースメーカーなどの医療機器を使用中の方
・動脈血栓症や血栓性静脈炎がある方
下記疾患の方は医師にご確認いただき、許可が降りた場合のみご使用ください
・高血圧または、脂質異常症の方
・ステント・クリップなどを体内に入れている方
・過去に神経損傷などを起こした方
・産後(産褥期)の方
EMSは効果がないって本当?
よくネット上などに『EMSは効果がない』という情報が出てたりしますが、
それは『EMSで痩せられる』という誤解にあります。
EMSはあくまで筋肉に働きかけて脂肪燃焼率をあげるサポートをするものであり、
脂肪を直接的に減らす効果はありません。
※代謝アップであったり、運動不足の解消になる効果は期待できます。
しかし、一部のEMSの広告などでは、『過大に痩せられる』と
誤解を招く表現を使われていることがあり、このような誤解を招く広告がでまわることで、
『EMSには効果がない』というイメージをもたれている方をお見受けします。
正確にはEMSで直接脂肪を減らそうとするのではなく、
トレーニングのサポートとして活用しダイエット効果に繋げていく事が重要です。
EMSトレーニングに関するよくある質問
・EMSトレーニングは痛くない?
EMSを使用する際には、電気特有の刺激を感じることがありますが、
続けていくと徐々になれてきます。
刺激は『チクチク』や『ぴりぴり』といった痛みとして現れることがあり、
使用する機種によって異なります。
脇腹
二の腕
ふともも
ふくらはぎなどの部位は、
痛みを感じやすい場合があるので注意しましょう。
しもいとうづ整骨院で行う際には、電気刺激の強さは調整できます。
自分にあった強度でトレーニングを行う事が可能です。
・EMSトレーニングは何回すれば効果が期待できる?
EMSの効果は個人差が大きく筋肉のつき方や機種によって
効果を実感するタイミングが異なります。
そのため、効果実感の時期は一概にお伝えすることはできませんが、
早ければ2週間程度、遅い場合は3ヶ月以上続けないと実感できないこともあります。
また、家庭用のEMS機器ではインナーマッスルへの刺激が限定的なこともあり、
効果実感のタイミングは判断しかねます。
しもいとうづ整骨院で使用する複合高周波EMSは厳しい審査を受け、
医療器認可をとった『治療器』です。
自宅でEMSを使用する際には説明書に記載されているペースを守る事が大切です。
まとめ
EMSトレーニングは、電気刺激で筋肉を収縮させる方法なので、
基礎代謝のアップや、運動不足の解消につながります。
また、正しい姿勢を維持するための筋肉にもアプローチできるため、
姿勢の維持がしやすくなるのもメリットのひとつです。
EMSトレーニングは短時間ででき、寝ているだけでできるトレーニング機器になるため、
・運動が苦手な人
・忙しい人
・体を動かす事が難しい高齢者などにも適しており、
からだに負担なく筋肉にアプローチでき筋力強化を図れます。
しもいとうづ整骨院では、複合高周波EMSをつかった施術も行っています。
痛みを感じる方は少なく、丁寧にカウンセリングを行なっているため、
初めてでも安心して受ける事が可能です。
また施術後は利用者さまが自身の体をしっかり管理できるように、
セルフケアなどのアドバイスまで行います。
『健康的な体を目指したい』という人は、ぜひしもいとうづ整骨院へご相談ください。