椎間板ヘルニア 仕事 休めないと悩んでいる方へ。仕事を続けてもよい状態と休んだほうがよい症状、腰への負担を減らしながら働く方法、職場でできる対策、医療機関へ相談したほうがよい症状までわかりやすく解説します。
椎間板ヘルニアでも仕事はできる?まず知っておきたい基本
椎間板ヘルニアだから必ず仕事を休むとは限らない
腰痛だけでなく足の痛み・しびれが出ることがある
仕事を続けられるかは症状と仕事内容によって異なる
デスクワークと肉体労働では腰への負担が異なる
椎間板ヘルニアで仕事を休めない時に注意したい動作・働き方
重い物を持ち上げる作業
中腰や前かがみの姿勢が続く作業
腰をひねりながら行う作業
長時間座りっぱなし・立ちっぱなしになる仕事
長時間の運転や振動を受ける仕事
椎間板ヘルニアでも仕事を休めない時にできる対処法
同じ姿勢を長時間続けない
腰に負担がかかる作業を一時的に減らしてもらう
重い物を持つ時は腰だけで持ち上げない
休憩をこまめに取り入れる
コルセットは医師などに相談しながら適切に使用する
椎間板ヘルニアで仕事を続けるために職場へ相談したいこと
痛みやしびれが出る動作を具体的に伝える
重量物を扱う作業を一時的に変更してもらう
立ち仕事と座り仕事を交互にできないか相談する
休憩時間や勤務時間を調整できないか相談する
必要に応じて医師へ仕事内容を伝えて相談する
仕事を休めない場合でも医療機関へ相談したほうがよい症状
足のしびれや痛みが徐々に強くなっている場合
足に力が入りにくくなっている場合
歩くことが難しくなってきた場合
排尿・排便に異常がみられる場合
仕事や日常生活に大きな支障が出ている場合
椎間板ヘルニアでも仕事はできる?まず知っておきたい基本
「椎間板ヘルニアと言われたけど、仕事は続けても大丈夫なの?」と不安になる方は少なくないでしょう。特に、簡単には仕事を休めない方にとっては気になるところですよね。
椎間板ヘルニアがあるからといって、すべての方が仕事を休まなければならないとは限らないと言われています。症状の程度や仕事内容によっては、負担を調整しながら仕事を続けられるケースも考えられます。
一方で、「痛くても動けるから大丈夫」と自己判断するのもおすすめできません。
椎間板ヘルニアでは腰痛だけでなく、お尻から足にかけての痛みやしびれ、場合によっては筋力低下などがみられることもあると言われています。そのため、仕事を続けるかどうかは「ヘルニアがあるか」だけではなく、現在の症状と仕事内容をあわせて考えることが大切です。
仕事を休めない場合も、まずはどの動作で症状が出るのかを確認し、必要に応じて職場や医療機関へ相談しましょう。
引用元:藤枝市立総合病院
https://www.hospital.fujieda.shizuoka.jp/introduct/medi_t/23/410.html
椎間板ヘルニアだから必ず仕事を休むとは限らない
「椎間板ヘルニア=仕事を休まないといけない」と考えてしまう方もいるのではないでしょうか。
しかし、椎間板ヘルニアの症状には個人差があり、保存的な方法で経過をみるケースも多いと言われています。そのため、椎間板ヘルニアがあるという理由だけで、必ず仕事を休むことになるとは限りません。
ただし、ここで勘違いしたくないのが「休まなくてもいい=いつも通り働いても大丈夫」ではないという点です。
症状が強い時期は腰への負担が大きな作業を減らしたり、勤務時間を調整したりすることも選択肢になります。仕事を続けられる状態なのか迷う場合には、仕事内容も伝えたうえで医師へ相談してみましょう。
引用元:藤枝市立総合病院
https://www.hospital.fujieda.shizuoka.jp/introduct/medi_t/23/410.html
腰痛だけでなく足の痛み・しびれが出ることがある
「椎間板ヘルニアって、腰が痛くなるものじゃないの?」と思っている方もいるでしょう。
実際には腰だけではなく、お尻から太もも、ふくらはぎなどに痛みやしびれが現れることがあると言われています。腰椎の椎間板が突出し、神経を圧迫することが症状に関係すると考えられているためです。
たとえば、「仕事中に座っていると足がしびれてくる」「立ち仕事をしているとお尻から足まで痛くなる」といった症状が気になるケースもあります。
腰だけをチェックするのではなく、足の痛みやしびれが出ていないかも確認してみてください。症状が以前より強くなっている場合には、医療機関へ相談することも大切です。
引用元:日本整形外科学会「腰椎椎間板ヘルニア」
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/lumbar_disc_herniation.html
仕事を続けられるかは症状と仕事内容によって異なる
「痛みが軽ければ仕事を続けてもいいですか?」という疑問もありますよね。
ただ、痛みの強さだけで判断するのは難しいところです。
同じ椎間板ヘルニアでも、デスクワーク中心の方と、毎日重い荷物を運ぶ方では仕事内容が大きく異なります。また、足のしびれだけなのか、力が入りにくくなっているのかによっても状況は変わるでしょう。
そのため、「ヘルニアなら○日休めば大丈夫」と一律に考えるのではなく、症状と仕事内容の両方を確認することが重要だと言われています。
仕事を休めない事情がある場合も、「何時間座っているのか」「何kg程度の荷物を扱うのか」など、実際の仕事内容を具体的に医師へ伝えて相談してみてください。
デスクワークと肉体労働では腰への負担が異なる
「肉体労働じゃなければ腰への負担は少ないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
確かに、重量物を持ち上げたり、中腰を繰り返したりする仕事では、腰への負担が大きくなりやすいと言われています。厚生労働省でも、重量物の取り扱いや不自然な作業姿勢などに配慮した腰痛予防対策が示されています。
一方、デスクワークなら何も気にしなくてよいわけではありません。同じ姿勢で長時間座り続けることで、腰や足の症状が気になる方もいます。
つまり、「デスクワークだから大丈夫」「肉体労働だから絶対に休む」と単純には分けられないということです。
どの作業で痛みやしびれが強くなるのかを確認しながら、必要であれば仕事内容や休憩の取り方を職場へ相談してみましょう。
引用元:厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/youtsuushishin.html
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椎間板ヘルニアで仕事を休めない時に注意したい動作・働き方
「椎間板ヘルニアだけど、仕事を何日も休めない」という方もいるのではないでしょうか。
症状があるからといって、すべての人が仕事を休まなければならないわけではありません。ただし、いつも通りに無理をして働くのも考えものです。
参考記事では、ひどい腰痛を抱えたまま無理に出勤すると、状態によっては症状が悪化し、結果的に長く仕事を休まなければならないケースもあると言われています。
では、仕事を休めない時はどうすればいいのでしょうか?
まず意識したいのが、腰への負担が大きくなりやすい動作をできる範囲で減らすことです。特に重い物を持つ、中腰になる、腰をひねるといった作業を繰り返す仕事では注意しましょう。また、デスクワークや運転のように同じ姿勢が長時間続く働き方でも、腰や足の症状が気になることがあります。
「仕事だから仕方ない」と我慢するのではなく、どの動作で痛みやしびれが強くなるのかを確認しておくことも大切です。必要であれば仕事内容や休憩の取り方について職場へ相談し、無理の少ない働き方を考えてみましょう。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
参考記事「腰痛で仕事を休むのは正当な理由になる?」
重い物を持ち上げる作業
「仕事で荷物を運ばないといけないから、重い物を持つのは避けられない」という方もいるでしょう。
しかし、重い物を床から持ち上げる動作では腰へ負担がかかりやすいと言われています。特に、膝を伸ばしたまま腰を曲げ、荷物を一気に持ち上げるような動作には注意が必要です。
仕事上どうしても持ち上げなければならない場合は、荷物をできるだけ体へ近づけ、膝を使いながら持ち上げる方法が考えられます。一人では重い物なら、無理をせず周囲に手伝ってもらうことも選択肢の一つです。
「これくらいなら大丈夫」と痛みを我慢して繰り返すのではなく、持った瞬間に足の痛みやしびれが強くなる場合には、作業内容の変更について職場へ相談してみてください。
中腰や前かがみの姿勢が続く作業
介護や製造業、建設業、清掃業などでは、中腰や前かがみになる場面が多くありますよね。
「短時間なら平気だけど、続けていると腰や足がつらくなる」という方もいるかもしれません。
中腰や前かがみの姿勢を長く続けることは、腰への負担が大きくなりやすいと言われています。そのため、椎間板ヘルニアで仕事を休めない場合でも、同じ姿勢をできるだけ続けない工夫が大切です。
たとえば、作業する高さを調整する、しゃがめる場面では膝を使う、一度姿勢を戻してから次の作業へ移るなど、小さな工夫から始めてみましょう。
症状が強くなる姿勢がはっきりしている場合には、「中腰になると足のしびれが強くなる」など、職場へ具体的に伝えておくことも大切です。
腰をひねりながら行う作業
「荷物を持って、そのまま横へ置く」。仕事中によくある動作ですが、この時に腰だけをひねっていませんか?
参考記事では、腰痛がある場合に無理をして仕事を続けることで、症状が悪化するケースも考えられると言われています。
特に注意したいのが、前かがみになりながら腰をひねったり、重い物を持った状態で振り向いたりする動作です。
荷物の向きを変える場合は、腰だけをひねるのではなく、足も一緒に動かして体全体の向きを変える方法があります。
仕事に集中していると、つい普段通りの動きをしてしまいますよね。だからこそ、「ひねった時に痛い」とわかっている場合には、作業方法そのものを見直してみることがポイントです。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
参考記事「腰痛で仕事を休むのは正当な理由になる?」
長時間座りっぱなし・立ちっぱなしになる仕事
「肉体労働じゃないから大丈夫」と思っている方もいるかもしれません。
ところが、デスクワークや立ち仕事では同じ姿勢が長時間続きやすく、腰や足に負担を感じる場合があります。
たとえばデスクワークなら、仕事に集中して2〜3時間ほとんど姿勢を変えないこともありますよね。立ち仕事でも、同じ場所で立ち続けていると腰や足の痛みが気になることがあります。
こうした場合は、可能な範囲で姿勢を変えたり、休憩時に少し歩いたりする方法が考えられます。
「座っていれば腰に負担がない」「立っていれば問題ない」と一律に考えるのではなく、自分の場合はどの姿勢で症状が強くなるのかを確認してみましょう。
長時間の運転や振動を受ける仕事
トラックやタクシー、営業車などを長時間運転する方は、「腰が痛くても運転しないと仕事にならない」というケースもありますよね。
運転では座った姿勢が長く続くだけでなく、車からの振動を受けることもあります。そのため、長時間運転をする仕事は腰への負担と関連する要因の一つと言われています。
仕事を休めない場合は、安全に停車できるタイミングで休憩を取り、可能であれば一度車から降りて姿勢を変える方法も考えてみましょう。
また、足のしびれや力の入りにくさが強くなっている時には注意が必要です。ペダル操作など安全運転に影響する可能性がある場合は、無理に運転を続けず、仕事内容について職場へ相談するとともに医療機関への相談も検討してください。
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椎間板ヘルニアでも仕事を休めない時にできる対処法
「椎間板ヘルニアと言われたけど、仕事を休めない。どうしたらいいんだろう」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
仕事を続ける必要がある場合、痛みを我慢して普段通りに働くのではなく、まずは腰への負担を少しでも減らせないか考えてみましょう。
参考記事では、腰痛がひどい状態で無理をして働くと、症状が悪化して結果的に長く仕事を休まなければならないケースも考えられると言われています。
「休めないから仕方ない」で終わらせず、同じ姿勢を続けない、負担の大きな作業を減らしてもらう、こまめに休憩するなど、仕事のやり方を調整することも選択肢の一つです。
ただし、椎間板ヘルニアの症状や程度には個人差があります。足のしびれや痛みが強くなっている、足に力が入りにくいといった変化がある場合は、仕事を続けることだけを優先せず、医療機関へ相談することも大切です。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/shigoto-youtsuu/
同じ姿勢を長時間続けない
「デスクワークだから、腰への負担はそれほど大きくないのでは?」と思う方もいるでしょう。
ところが、座ったままでも同じ姿勢が長時間続けば、腰のつらさを感じることがあります。反対に、立ち仕事だから問題ないとも言い切れません。
仕事中は可能な範囲で姿勢を変え、休憩時間には立ち上がったり少し歩いたりして、同じ姿勢が続かないように工夫してみましょう。
「座ると足がしびれる」「立ち続けると腰がつらい」など、人によって楽な姿勢は異なります。自分の場合はどの姿勢で症状が強くなるのかを確認しながら調整することがポイントです。
腰に負担がかかる作業を一時的に減らしてもらう
「仕事なんだから、痛くても同じ作業をしないといけない」と考えていませんか?
椎間板ヘルニアで仕事を休めない場合でも、症状が強い時期だけ仕事内容を調整してもらえる可能性があります。
たとえば、重量物を運ぶ回数を減らす、中腰での作業を別の人に代わってもらう、デスクワーク中心に変更してもらうといった方法です。
職場へ相談する際は「腰が痛いです」だけではなく、「前かがみになると足まで痛む」「荷物を持つとしびれが強くなる」など、困っている動作を具体的に伝えると状況を共有しやすくなります。
参考記事でも、腰痛がある場合は何ができないのかを具体的に伝えることが大切だと言われています。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/shigoto-youtsuu/
重い物を持つ時は腰だけで持ち上げない
仕事で重い物を扱う方は、持ち上げ方にも気をつけたいところです。
「床の荷物を取る時、腰を曲げてそのまま持ち上げていませんか?」
重量物を取り扱う際には、対象物にできるだけ体を近づけ、重心を低くして膝を使いながら持ち上げる方法などが厚生労働省の腰痛予防対策指針で示されています。
また、重量物を持ち上げながら体をひねるような動きは避けることもポイントです。
もちろん、持ち方を変えれば椎間板ヘルニアが改善するという意味ではありません。重くて一人では難しい場合は無理をせず、複数人で対応するなど、腰への負担を減らせないか職場で相談してみましょう。
引用元:厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/youtsuushishin.html
休憩をこまめに取り入れる
忙しくなると、「気づいたら何時間も座りっぱなしだった」ということがありますよね。
椎間板ヘルニアで仕事を休めない時こそ、休憩の取り方も見直してみましょう。
長時間同じ姿勢で作業する場合は、休憩時に姿勢を変えたり、無理のない範囲で体を動かしたりする方法が考えられます。大切なのは、痛みが限界になるまで働いてから休むのではなく、仕事の途中で負担を分散させる意識を持つことです。
ただし、「○分ごとに休めば大丈夫」という一律の基準があるわけではありません。症状や仕事内容は人それぞれ違うため、自分の状態を確認しながら休憩を取り入れてみてください。
コルセットは医師などに相談しながら適切に使用する
「仕事中はコルセットを着けておけば安心ですか?」と気になる方もいるでしょう。
腰痛に対してコルセットなどの装具が用いられる場合はありますが、椎間板ヘルニアだからといって自己判断で長期間使い続ければよいとは限りません。
コルセットの種類や使う期間については、症状や仕事内容などによって判断が変わる可能性があります。そのため、「仕事中だけ使いたい」「重い物を扱う時に使いたい」といった希望がある場合も、まずは医師などへ相談してみましょう。
また、コルセットを着けているからといって、痛みを我慢して無理な作業を続けてよいわけではありません。足の痛みやしびれが強くなる場合は、コルセットだけで対応しようとせず、医療機関で現在の状態を確認してもらうことが大切です。
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椎間板ヘルニアで仕事を続けるために職場へ相談したいこと
「椎間板ヘルニアだけど仕事を休めない。職場にも迷惑をかけたくない」と、痛みやしびれを我慢して働いている方もいるのではないでしょうか。
とはいえ、無理を続けることだけが選択肢ではありません。参考記事では、腰痛で仕事を休む際には「腰が痛い」とだけ伝えるのではなく、「立ち上がることが難しい」など、具体的な状態を伝えることが大切だと言われています。
これは仕事を続ける場合にも同じことが言えるでしょう。
「重い荷物を持つと足まで痛くなる」「座り続けるとしびれが強くなる」など、困っている動作を具体的に伝えることで、職場側も業務を調整できる可能性があります。
重量物を扱う作業を減らしてもらう、座る作業と立つ作業を組み合わせる、休憩時間を調整するといった方法も考えられます。
椎間板ヘルニアで仕事を休めないからと一人で抱え込まず、「今できる仕事」と「今は難しい仕事」を整理して相談してみましょう。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/shigoto-youtsuu/
痛みやしびれが出る動作を具体的に伝える
職場へ相談する時、「腰が痛いです」だけで終わっていませんか?
腰痛の感じ方や椎間板ヘルニアによる症状は人によって異なるため、それだけでは職場側も何を配慮すればよいのか判断しづらいことがあります。
そこで、「前かがみになると足がしびれる」「30分ほど座っているとお尻から足が痛くなる」など、症状が出る場面を具体的に伝えてみましょう。
参考記事でも、休みを伝える際は症状だけでなく、何ができない状態なのかを具体的に伝えることが大切だと言われています。
仕事を続ける場合も同様に、困っている動作を共有することで、業務内容を相談しやすくなるでしょう。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/shigoto-youtsuu/
重量物を扱う作業を一時的に変更してもらう
「荷物を運ぶのが仕事だから、痛くてもやるしかない」という方もいるかもしれません。
しかし、腰に強い負担がかかる作業を無理に続けるのではなく、症状が強い期間だけでも仕事内容を変更できないか相談する方法があります。
厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」でも、重量物を取り扱う作業では、機械による自動化や省力化、複数人での作業などによって腰への負担を減らすことが示されています。
たとえば、荷物を運ぶ作業を別のスタッフにお願いして自分は軽作業を担当する、といった調整も一つの方法でしょう。
「ずっと変更してほしい」ではなく、「症状が落ち着くまで」と期間を含めて相談すると、職場でも検討しやすくなるかもしれません。
引用元:厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/youtsuushishin.html
立ち仕事と座り仕事を交互にできないか相談する
「立っていると腰がつらいから、ずっと座って仕事をしたほうがいい」とは限りません。
反対に、「座ると痛いから立っていれば大丈夫」とも一律には言えないでしょう。
仕事中に同じ姿勢が長く続く場合には、作業姿勢を変えることも腰への負担を考えるうえで大切だと言われています。
たとえば、午前中は立ち作業、午後は座り作業と完全に分けるのではなく、仕事内容に応じて姿勢を変えられないか相談する方法があります。
「座ると楽なのか、立つと楽なのか」だけで考えず、どのくらい同じ姿勢を続けると症状が出るのかにも目を向けてみてください。
休憩時間や勤務時間を調整できないか相談する
「仕事を丸一日休むのは難しい」という場合でも、働き方そのものを調整できる可能性があります。
たとえば、こまめに休憩を入れてもらう、残業を一時的に減らす、勤務時間を短くできないか相談するといった方法です。
参考記事では、強い腰痛を我慢して仕事を続けることで、症状によっては悪化し、結果として長く休まなければならない可能性もあると言われています。
だからこそ、「休むか、いつも通り働くか」の二択で考える必要はありません。
職場の制度や仕事内容によって対応できる範囲は異なりますが、症状が強い時期だけ働き方を調整できないか上司や担当者へ相談してみるのも一つの方法です。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/shigoto-youtsuu/
必要に応じて医師へ仕事内容を伝えて相談する
「仕事を続けても大丈夫なのか、自分では判断できない」という時は、医師へ相談することも大切です。
その際、「会社員です」とだけ伝えるのではなく、実際の仕事内容まで説明してみましょう。
たとえば、「1日8時間ほど座っている」「20kg程度の荷物を繰り返し運ぶ」「長時間車を運転する」といった内容です。同じ椎間板ヘルニアでも、デスクワークと重量物を扱う仕事では腰へかかる負担が異なります。
医療機関では症状の程度や仕事内容などを踏まえ、仕事への復帰時期や活動範囲を検討する場合があると言われています。
「椎間板ヘルニアだけど仕事を休めない」という事情も含めて伝え、どのような動作を控えたほうがよいのか、仕事を続ける際に注意することはあるのかを相談してみましょう。
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仕事を休めない場合でも医療機関へ相談したほうがよい症状
「椎間板ヘルニアと言われたけれど、仕事を休めないから我慢して働いている」という方もいるでしょう。
腰や足に多少の痛みがあっても、仕事や家庭の事情ですぐには休めないこともありますよね。ただ、症状が以前より強くなっている場合は注意が必要です。
腰椎椎間板ヘルニアでは、腰痛だけでなく、お尻から足にかけての痛みやしびれ、筋力低下などが現れることがあると言われています。症状が進行すると、歩行や排尿・排便に影響する場合もあるため、「仕事を休めないから」と我慢を続けることが適切とは限りません。
参考記事でも、強い腰痛がある時に無理をして仕事を続けると、状態によっては症状が悪化する可能性があると言われています。
「昨日より足が動かしにくい」「歩くのが明らかにつらくなった」など、普段との違いにも目を向けてみてください。特に排尿・排便の異常などがある場合は、仕事の予定より医療機関への相談を優先することが重要です。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/shigoto-youtsuu/
引用元:藤枝市立総合病院
https://www.hospital.fujieda.shizuoka.jp/introduct/medi_t/23/410.html
足のしびれや痛みが徐々に強くなっている場合
「最初は少ししびれる程度だったのに、最近は足までズキズキする」。このように症状が変化している場合は、その経過にも注意しましょう。
腰椎椎間板ヘルニアでは、神経が圧迫されることによって、お尻から足にかけて痛みやしびれが現れることがあると言われています。
大切なのは「痛いか、痛くないか」だけで判断しないことです。以前より痛みが強くなった、しびれる範囲が広がったなどの変化があれば、一度医療機関へ相談してみましょう。
引用元:藤枝市立総合病院
https://www.hospital.fujieda.shizuoka.jp/introduct/medi_t/23/410.html
足に力が入りにくくなっている場合
「階段で足を持ち上げにくい」「つまずくことが増えた」といった変化はありませんか?
椎間板ヘルニアでは、神経への影響によって足の筋力が低下する場合があると言われています。
痛みで動かしづらいのか、それとも実際に力が入りにくくなっているのかを自分だけで判断するのは難しいこともありますよね。
これまで問題なくできていた動作が急に難しくなった場合や、足の力が徐々に入りにくくなっている場合は、「仕事が忙しいから」と先延ばしにせず、整形外科などの医療機関へ相談することが大切です。
引用元:藤枝市立総合病院
https://www.hospital.fujieda.shizuoka.jp/introduct/medi_t/23/410.html
歩くことが難しくなってきた場合
「痛みはあるけれど普通に歩ける」という状態と、「足に力が入らず歩くこと自体が難しい」という状態は分けて考える必要があります。
腰椎椎間板ヘルニアの症状が進行すると、筋力低下などによって歩行が難しくなる場合があると言われています。
仕事中だけではなく、通勤時に歩ける距離が短くなった、階段を上りにくくなったなどの変化も確認してみてください。
歩行に明らかな支障が出ている場合は、無理に出勤することだけを考えず、医療機関へ相談しましょう。職場には「腰が痛い」だけではなく、「歩くことが難しくなっている」と具体的に伝えることもポイントです。
引用元:藤枝市立総合病院
https://www.hospital.fujieda.shizuoka.jp/introduct/medi_t/23/410.html
排尿・排便に異常がみられる場合
「腰や足が痛いだけだから、次の休みまで様子を見よう」と考えている方もいるかもしれません。
しかし、尿が出にくい、尿や便をうまくコントロールできないなど、排尿・排便に普段と異なる症状がある場合は注意が必要です。
腰椎椎間板ヘルニアによって神経への圧迫が強くなると、排尿・排便に障害が現れることがあると言われています。
こうした症状がある場合は、「仕事を休めないから」と様子を見るのではなく、速やかに医療機関へ相談してください。症状が急に現れた場合などは、時間外や救急を含めた早急な対応が必要になることもあります。
引用元:藤枝市立総合病院
https://www.hospital.fujieda.shizuoka.jp/introduct/medi_t/23/410.html
仕事や日常生活に大きな支障が出ている場合
「仕事中に座っていられない」「痛くて靴下を履くのも大変」「夜も痛みで眠れない」。ここまで生活への影響が大きくなっている場合も、医療機関へ相談する一つの目安になります。
椎間板ヘルニアの症状には個人差があるため、仕事を休むべき期間を一律に決めることは難しいと言われています。
だからこそ、自分の生活にどの程度影響が出ているのかを確認することが大切です。
仕事を休めない事情があったとしても、症状を我慢し続けることだけが選択肢ではありません。仕事中の動作だけでなく、歩行や睡眠、着替えなど普段の生活にも大きな支障が出てきた場合には、現在の状態を医療機関で確認してもらいましょう。
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