小倉北区在住の52歳男性が首・肩・肩甲骨の痛みでご来院。デスクワーク中の痛みや頭痛、睡眠への支障に対し、姿勢・骨盤調整や筋肉への施術、ストレッチ指導を実施。計12回の施術で痛みが大幅に軽減し、仕事にも集中できるようになった症例です。小倉北区のしもいとうづ整骨院がご紹介します。
首・肩・肩甲骨の痛みの症例概要
来訪者
今回ご紹介するのは、小倉北区にお住まいの52歳男性で、長時間のデスクワークによって首・肩・肩甲骨周囲に痛みが生じ、仕事や日常生活に支障を感じていた方の症例です。
普段からパソコンを使う仕事が中心となっており、作業を続けていると肩から首にかけて痛みが広がるため、集中力を維持することが難しくなっていたとのこと。
小倉北区のしもいとうづ整骨院へご来院された際には、痛みが仕事だけでなく睡眠にも影響していることをお話しされており、日常生活を少しでも楽に過ごせるようになりたいというご希望がありました。
症状
主な症状は、デスクワーク中に肩から首へ広がるうずくような痛みで、長時間同じ姿勢を続けるほど不快感が強まり、仕事に集中できなくなるという状態です。
加えて、首や肩の痛みとともに頭痛が現れることもあり、症状が強い日には夜になっても痛みが気になり、なかなか眠れないことがあったといいます。
ご本人はマッサージガンやストレッチ、痛み止め、湿布なども試されていましたが、十分な変化を感じられず、首・肩・肩甲骨の痛みが続くことに悩まれていました。
来院時の状態
初回来院時には、首から肩甲骨周囲にかけて筋肉の緊張が確認され、首を後ろへ反らしたり左右に動かしたりすると痛みが生じるため、日常的な動作にも負担がかかっていました。
特にデスクワークでは、一定時間が経過すると肩や首の痛みが気になり始め、作業を中断したくなるほどの不快感があったことから、仕事への影響が大きい状態だったと考えられます。
そのため、痛みが出ている部分だけを確認するのではなく、普段の姿勢や肩甲骨の位置、骨盤の状態なども含めて、体全体のバランスを確認する必要がありました。
改善目標
今回の改善目標は、首・肩・肩甲骨の痛みを軽減させることで、仕事中も症状を気にせず集中できる時間を増やし、日常生活への支障を減らしていくことです。
あわせて、痛みによって睡眠が妨げられる状況を改善し、普段の生活を安心して送れる状態を目指すため、施術とセルフケアを組み合わせた取り組みを検討しました。
一時的に痛みが軽くなるだけでなく、デスクワーク中の姿勢や体の使い方にも目を向け、負担が蓄積しにくい状態を目指すことが大切になります。
初回の状態と確認したこと
来院時の症状
初回の確認では、肩甲骨周囲から肩、首にかけて筋肉の緊張がみられ、特に首を動かした際に痛みが現れることが特徴的でした。
具体的には、頸部後屈と呼ばれる首を後ろに反らす動作や、側屈と呼ばれる首を横に倒す動作、さらに左右へ振り向く回旋動作で痛みが確認されており、首の動きに負担がかかっている状態です。
こうした症状に加えて、肩から首へ広がるうずくような痛みや頭痛も訴えられていたため、首周囲の筋肉だけでなく、肩甲骨や背中の動きとの関係も確認することにしました。
ただし、頭痛には筋肉の緊張以外にも複数の原因が考えられるため、今回確認された姿勢や筋肉の状態だけで、すべての症状の原因を断定することはできません。
状態のチェック内容
しもいとうづ整骨院では、今回の首・肩・肩甲骨の痛みに対して、姿勢の確認、骨盤や肩甲骨の位置のチェック、首や肩の可動域テスト、バンザイ検査を行いました。
可動域テストとは、関節がどの方向にどの程度動くかを確認するもので、首を反らす・横に倒す・左右へ回すといった動作を通じて、痛みが出やすい方向や動きの特徴を調べる検査です。
一方、バンザイ検査では両腕を上げる動作を確認し、肩関節や肩甲骨の動きに左右差がないか、腕を上げる際に無理な動きが生じていないかを確認しています。
あわせて骨盤や肩の高さ、肩甲骨の位置関係にも目を向けることで、デスクワーク中の姿勢が首や肩周囲に与える影響を検討する材料としました。
検査の所見
検査の結果、肩甲骨や頸椎、胸椎周囲の動きや筋肉の状態に問題が確認され、姿勢の特徴として巻き肩もみられました。
頸椎とは首の骨、胸椎とは背中の上部から中央にかけて位置する背骨のことで、これらの周囲の筋肉や関節の動きは、首や肩甲骨の動作と関係しています。
また、巻き肩は肩が前方に位置しやすい姿勢を指しており、長時間のパソコン作業などで同じ姿勢を続けると、胸部や肩周囲の筋肉に負担がかかる場合があります。
今回も肩甲骨周囲の筋緊張と首の動作時痛が確認されたことから、局所的な筋肉への施術に加え、胸椎や肩甲骨の動き、骨盤を含めた姿勢へのアプローチが必要と判断しました。
ただし、巻き肩や骨盤の位置だけが痛みの直接的な原因とは限らないため、施術後の反応や日常生活での変化を確認しながら進める方針です。
首・肩・肩甲骨の痛みへのアプローチ方法
提案した改善方法
今回の症例では、検査で確認された筋肉の緊張や姿勢の特徴を踏まえ、首・肩・肩甲骨周囲の筋肉への施術と、姿勢・骨盤調整を組み合わせた方法を提案しました。
痛みが出ている首や肩だけに施術を集中させるのではなく、肩甲骨や胸椎周囲の動きにも目を向けることで、デスクワーク中に負担がかかりやすい部分を広い範囲から確認していく考え方です。
特に巻き肩が確認されていたため、胸部や上腕部の筋肉に対するストレッチを取り入れ、肩が前方に位置しやすい姿勢を見直すことも重視しています。
同時に、ご自宅でも取り組めるセルフケアを指導し、施術を受ける時間以外にも体を動かす機会を設けることで、症状の軽減と日常生活での負担の見直しを目指しました。
アプローチの回数と頻度
施術計画は、最初の4週間を週2回、その後の4週間を週1回とし、合計8週間で12回の施術を行う内容としました。
1回あたりの施術時間は約40分で、首や肩甲骨周囲の筋肉へのアプローチに加え、姿勢や骨盤の調整、必要に応じたストレッチ指導などを組み合わせています。
初期は比較的短い間隔で施術を行い、痛みの変化や首の動き、仕事中の症状を確認しながら進め、その後は状態に合わせて施術間隔を調整する計画です。
なお、施術の回数や頻度は症状の程度や生活環境によって異なるため、今回の12回という回数がすべての方に必要になるわけではありません。
期待される改善内容
施術によって期待したのは、首・肩・肩甲骨周囲の筋肉の緊張を和らげ、首を動かした際の痛みやデスクワーク中の不快感を軽減させることです。
特に仕事中の痛みが集中力に影響していたため、長時間のパソコン作業でも以前より楽に過ごせる時間を増やし、日常生活への支障を減らすことを目標としました。
加えて、胸部や上腕部のストレッチ、胸郭の運動を取り入れることで、肩甲骨周囲の動きを保ちやすくし、同じ姿勢が続くことによる負担を減らしていく方針になります。
ただし、施術による変化には個人差があるため、痛みの程度だけでなく、睡眠や仕事への影響も確認しながら経過をみていくことが重要です。
施術内容と経過
施術の詳細
初回の施術では、検査で確認された首・肩・肩甲骨周囲の筋緊張に対して筋肉へのアプローチを行い、あわせて姿勢や骨盤の状態を踏まえた調整を実施しました。
首を後ろへ反らす動作や左右へ動かす動作で痛みが確認されていたため、無理に首を動かすのではなく、周囲の筋肉や肩甲骨、胸椎周囲の状態を確認しながら進めています。
具体的には、首や肩に関係する筋肉だけでなく、肩甲骨の動きに関係する部分にも施術を行い、巻き肩の特徴を考慮して胸部や上腕部へのストレッチも取り入れました。
姿勢の確認では、骨盤や肩の位置関係にも目を向け、デスクワーク中に体の一部分へ負担が集中しないよう、普段の姿勢を見直すための説明も行っています。
一方、ご自宅でのセルフケアとしては、前腕部、胸部、上腕部のストレッチに加え、深呼吸を利用した胸郭の運動を指導しました。
胸郭とは肋骨や胸骨、胸椎などで構成される胸周囲の部分で、呼吸に合わせて動くため、深呼吸を取り入れることは胸周囲を無理なく動かすきっかけになります。
こうした施術とセルフケアを組み合わせながら、1回約40分の施術を継続し、その都度、首の動きや痛みの程度、仕事中の症状に変化があるかを確認する流れです。
患者様の反応
施術後の反応として特徴的だったのは、施術による気だるさがみられず、施術直後だけでなく翌日にも症状の軽減を感じられていたことです。
首や肩周囲の筋肉に対する施術では、刺激の受け止め方や施術後の体の反応に個人差がありますが、今回の患者様については、施術後に強い不快感が生じることなく経過していました。
実際に、初回施術後から痛みの軽減がみられ、翌日にも以前より症状が楽になっていると感じられたことから、施術後の変化を確認しながら継続することになりました。
その結果、施術を重ねるにつれて首・肩・肩甲骨周囲の痛みが軽減し、特に初回から3回目程度までの間に大きな変化がみられています。
これまでマッサージガンや湿布、痛み止めなどでは十分な効果を感じられなかったとのことでしたが、今回は姿勢や筋肉の状態を確認しながら取り組むことで、ご本人も変化を実感されていました。
とはいえ、施術直後に痛みが軽くなったとしても、長時間のデスクワークによる負担がなくなるわけではないため、ストレッチや姿勢の見直しも継続していただく方針としています。
経過の確認
施術開始から3回目程度までの経過では、首から肩にかけて広がっていた痛みが大幅に軽減し、初回来院時と比較して症状の変化がはっきりと感じられるようになりました。
特にデスクワーク中に現れていたうずくような痛みについても軽減がみられ、仕事に集中しづらいという当初の悩みに対して、改善の兆しが確認されています。
4回目の施術時には、施術を受けることで症状がほとんど出ない状態になっており、初期段階で比較的大きな変化が得られたことが特徴です。
ただし、この時点では施術後に症状が落ち着いていても、長時間同じ姿勢を続けることによる負担は残る可能性があるため、姿勢や筋肉の柔軟性に対する取り組みを継続しました。
その後は、当初の計画に沿って最初の4週間を週2回、続く4週間を週1回の頻度で施術を行い、合計12回の施術を通じて状態の変化を確認しています。
施術を重ねるなかで、前腕部や胸部、上腕部のストレッチを日常的に取り入れていただくとともに、深呼吸によって胸郭を動かす習慣も意識していただきました。
こうしたセルフケアを継続することで、施術を受けた直後だけでなく、日常生活や仕事中にも痛みがほとんど出ない状態へと近づいていったことが確認されています。
最終的には、セルフケアを継続できているときには痛みがほとんど感じられなくなり、仕事にも集中できるようになったことから、当初の改善目標に対して良好な経過がみられました。
一方で、巻き肩などの姿勢の特徴については継続的な見直しが必要と考えられたため、今後も週1回程度の施術と自宅でのストレッチを組み合わせながら、再び症状が強くならないよう経過を確認していく方針です。







